肥満手術後の適切な食事法

食事量

  • 手術後は胃の容量が卵サイズに縮小され、1回の食事で摂取できる量が大幅に減ります。Duke Healthによると、1日あたり800〜1,000kcal、たんぱく質は40〜60gを目安にします。
  • 新しい胃は小さいため、食事の30分前・食事中・食事後30分の飲料は避けてください。

食事の進め方

  • 手術直後から約5か月間は、液体食 → ピューレ食 → ソフト食の順に段階的に移行します。特にたんぱく質を多く含む食品を選び、傷の回復を促します。
  • 砂糖や単糖類(炭酸飲料、キャンディ、ジュースなど)はダンピング症候群を引き起こす恐れがあるため避けましょう。症候群は胃・腸を通過する食物が速くなり、下痢・発汗・めまいなどの症状が出ます。
  • 通常の固形食に戻る際は、以前と同じ食材でも量を大幅に減らします。全粒穀物、野菜、果物、脂肪の少ないたんぱく源が推奨されます。1食あたり3〜5オンス(約85〜140g)のたんぱく質を目安にし、肉1枚はトランプのデッキサイズと同等です。

サプリメント

  • 胃と消化管が小さくなるため、ビタミンやミネラルの吸収が低下します。手術直後は噛めるタイプのサプリが吸収率が高いとされています(Duke Health)。
  • 推奨されるサプリの目安は、鉄18 mg、亜鉛15 mg、葉酸400 µg、カルシウム1,000 mg以上です。

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