肥満手術(バリアトリック手術)の定義とは

定義

バリアトリック手術は、消化管を改変して摂取カロリーを減らし、体重減少を促す手術です。主に「吸収障害型」「制限型」「混合型」の3種類があります。

吸収障害型手術

吸収障害型は、カロリーやビタミン・ミネラルの吸収を抑えることを目的とします。

  • 胆膵転流(ビリオパンクレアティック・ダイバーション):胃の一部を切除し、残った小さな胃嚢を小腸に接続する稀な手術です。

制限型手術

制限型は、胃の容積を小さくして食事量を制限します。

  • 縦方向バンド胃形成術(縦バンド胃形成):胃を縦に縫合し、狭い胃嚢を作ります。
  • 調整可能胃バンド術(ラップバンド):縫合の代わりにバンドを使用し、バンドの締め具合を調整できます。

混合型手術

混合型は、吸収障害と制限の両方の効果を組み合わせます。

  • 胃バイパス手術:胃を小さく縫合し、腸をその胃嚢へと迂回させます。米国で最も一般的です。
  • スリーブ胃切除術+デュオデナルスイッチ:胃の容積を減らし、十二指腸を切断後、腸を再接続します。

手術を受ける際の留意点

バリアトリック手術は一般的になってきましたが、重大な手術です。術後の膨満感、感染、縫合部漏れ、下痢などの合併症が起こり得ます。

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