手根管手術の回復期間

従来型オープン手術

手根管症候群のオープン手術は、手と手首に約5センチの切開を行い、手根靭帯を直接視認しながら切断します。靭帯を切断することで正中神経の圧迫が解除され、症状が改善しますが、切開が大きいため術後の腫れや痛みが長引きやすく、回復に数週間から数か月かかることがあります。

ミニオープン手術

ミニオープン手術は、約2.5センチの小さな切開で手根靭帯を確認し、切断します。切開が小さい分、組織へのダメージが抑えられ、腫れや痛みが軽減されるため、オープン手術に比べて回復が早い傾向があります。通常、術後1〜2週間で日常生活に復帰でき、完全回復まで数か月を要することがあります。

内視鏡手術

内視鏡手術は、手首に2か所の小さな切開(約0.5〜1センチ)を入れ、カメラと微小なメスを挿入して手根靭帯を切断します。カメラ映像をモニターで確認しながら手術を行うため、皮膚への切開は最小限に抑えられ、傷跡もほとんど残りません。術後の疼痛が軽く、早期に手を動かせるため、回復が最も速く、数日から1週間程度で軽い作業に戻れますが、完全な回復には数か月を要します。

回復の目安と注意点

手根管手術は局所麻酔下で行う外来手術です。手術直後から症状の軽減を実感できることがありますが、腫れや痛みが残る場合があります。術後は激しい手作業や重量物の持ち上げを避け、指示されたリハビリやストレッチを行うことが回復を早めます。完全に機能が回復するまでには数週間から数か月かかることがあり、個人差があります。

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