手根管手術後の回復方法
米国メリーランド大学医療センターによると、毎年50万人以上が手根管手術を受けています。症状が重く日常生活に支障をきたす場合、手術が唯一の治療手段となります。手術後の回復は時間がかかりますが、適切な術後ケアを行うことで回復が早まります。
手根管手術後の回復手順
1. 周囲のサポートを確保する
手術後2週間程度は手が使えないことがあります。その間、料理や入浴、家事など日常の作業を手伝ってくれる人を手配しましょう。
2. 手と手首を適度に休ませる
完全に使わないのではなく、過度に使いすぎないように注意しながら、適度に動かして筋力を維持します。
3. 栄養バランスの良い食事を心がける
糖分や加工食品、アルコール、タバコ、カフェインは控え、タンパク質や抗酸化物質を豊富に含む食品を摂取してください。タンパク質は筋肉・腱の再生を、抗酸化物質は免疫力を高めます。
4. 指のエクササイズを行う
1日10回、指を伸ばした状態で親指は自然に向け、指を後方に90度曲げます。手首の腱を強化し、指の可動域回復に役立ちます。
5. 氷で炎症を抑える
手術部位に短時間(10〜15分)氷を当てて炎症と痛みを軽減し、回復を促します。
6. 激しい動作は避ける
手術直後は重労働を控え、医師の許可が出るまで仕事に復帰しないでください。
7. エルゴノミクス機器を使用する
パソコン作業時は垂直型マウスやエルゴノミックキーボードを利用し、手首への負担を減らします。
8. スプリントで手首を保護する
医師の指示に従い、夜間や負荷がかかる作業時にスプリントを装着し、手首を固定します。
9. 重いものは持たない
術後少なくとも2か月は11ポンド(約5kg)以上のものを持ち上げないようにし、医師の指示がある場合を除きます。
10. 医師の処方薬を正しく服用する
痛み止めや抗炎症薬は指示通りに服用し、回復をサポートします。
上記のポイントを守ることで、手根管手術後の回復をスムーズに進めることができます。疑問や異常がある場合は速やかに医師に相談しましょう。
