脂肪吸引後の浮腫(むくみ)について
脂肪吸引は安全な手術ですが、外科手術であるため合併症に注意が必要です。その中でも最も一般的なのが浮腫です。浮腫は体内に余分な水分がたまることで起こる腫れで、術後にしばしば見られます。多くの医師は、これは自然な治癒過程の一部と説明しています。
期間
浮腫の持続期間は個人差がありますが、施術部位によっては手術後約4〜6週間続くことが多いです。手術直後は腫れを感じませんが、数日経過すると体の治癒プロセスが始まり浮腫が現れます。浮腫は一時的なもので、体が炎症性の液体を排出すると徐々に術後すぐに見えた効果がはっきりと現れます。
排液
多くの外科医は、切開部を縫合せずに開放したままにして、血液を含んだ局所麻酔薬が自然に排出されるようにします。縫合してしまうと、液体が皮下に閉じ込められ、腫れが大幅に増加します。そのため、手術後は吸収性パッドやドレッシングを装着し、排液を促します。
腹部脂肪吸引
浮腫の程度と持続期間は施術部位によって異なります。腹部は最も一般的な脂肪吸引部位であり、特に浮腫が起こりやすく、切開部の排液に時間がかかるため、腫れが3〜4か月続くことがあります。前屈みの動作(靴ひもを結ぶなど)は短期間の間、やや困難になることがあります。
注意点
脂肪吸引時に過剰な液体を体内に注入すると、肺水腫を引き起こす危険があります。肺水腫は肺胞に液体がたまり呼吸が困難になる状態で、適切な液体管理が重要です。
利点
浮腫自体は痛みを伴わないため、術後に強い鎮痛薬を必要としません。脂肪吸引は適切な範囲で行えば安全な手術であり、過度に多くの脂肪を一度に除去しない限り、合併症は一時的です。術後すぐに見える結果は、浮腫が軽減した後により明確になります。
