鼠径ヘルニア手術の合併症と対処法

鼠径ヘルニアは、腸管の一部が腹壁の筋肉の開口部を通って突出する状態で、男性に多く見られます。先天的な欠損や、重いものを持ち上げる・咳が続く・肥満などが原因で筋肉が弱まると発症します。放置すると腫れや痛み、腸閉塞を起こす可能性があります。

合併症

  • 麻酔への反応、過度の出血、深部静脈血栓症(DVT)など、手術全般に共通する合併症が生じることがあります。

  • 稀にヘルニア部位に血液や体液がたまり(血腫・漿液貯留)、自然に吸収しない場合はドレナージが必要です。

  • 男性では陰嚢や精巣が腫れ、疼痛を伴うことがあり、追加の治療が求められることがあります。

  • 手術中に他の組織が損傷することはまれですが、起こり得ます。

  • 術後最大1年まで鼠径部に痛みやしびれが続くことがあり、神経が刺激されている場合は再手術が検討されます。

  • ヘルニアの再発も報告されています。特にメッシュを使用しなかった場合に再発リスクが高まります。

合併症が疑われる場合は早めに医師に相談し、適切な処置を受けることが重要です。

ヘルニア手術 - 関連記事