股関節置換術後の腫れはどの程度ですか?
手術直後の腫れ
股関節置換術後数日間は、股関節や脚周囲に顕著な腫れが見られるのが普通です。手術時の組織損傷や灌流に使用した液体が一時的な腫脹を引き起こし、腫れは手術当日に最も強く、48〜72時間で徐々に軽減します。
術後1〜4週間の経過
リハビリや理学療法を始めるにつれて、腫れは徐々に減少します。歩行や立位の後に多少残る腫れは正常で、午後遅くや夕方に目立ちやすく、朝の休息後は軽くなることが多いです。
受診が必要なサイン
腫れは回復過程の一部ですが、以下のような症状がある場合は感染や血栓などの合併症の可能性があります。速やかに主治医へ連絡してください。
- 腫れが激しく、持続的、または徐々に悪化している
- 切開部が痛み、赤み、熱感を伴う
- 腫れが改善せず、時間とともに増大する
- 発熱、悪寒、原因不明の倦怠感などの全身症状がある
早期に異常を発見することで、重篤な結果を防げます。
腫れを抑えるためのポイント
- 可能な限り足を心臓より高く上げる
- 股関節に15〜20分間、1日数回、冷却パックを当てる
- 医師の指示に従い、圧迫ストッキングを使用する
- 術後4週間は長時間の座位や衝撃の大きい運動を控える
- 十分な水分を摂取し、血液循環と体液バランスを保つ
これらの対策を実践すれば、回復がスムーズになり、腫れも正常範囲に留められます。
