金属オンメタル股関節表面置換術のリハビリテーション
金属オンメタル股関節表面置換術は、骨を温存しながら損傷した股関節の痛みを軽減し、機能回復を促す手術です。術後のリハビリテーションは、治癒組織を傷つけずに股関節の筋力と可動域を取り戻すことを目的とします。
リハビリテーションの期間
ワシントン大学整形外科・スポーツ医学部のガイドラインによれば、術後最初の6週間は股関節の可動域を広げ、筋力を高める軽いエクササイズを行います。負荷は徐々に増やし、3〜6か月で水泳、ゴルフ、軽いハイキング、サイクリングなどが可能になります。ウィスコンシン大学(UW)のスポーツ医学部は、ランニングやコンタクトスポーツなど衝撃の大きい活動は最低6か月経過してから再開することを推奨しています。
注意点
UWスポーツ医学部の指針では、手術後最初の6週間は股関節屈曲を90度以上にしない、手術側の脚を中立位置より内側に回す、脚を組む、30ポンド(約13.6kg)以上の荷重をかけることを禁じています。また、歩行が安定し痛みがなくなるまで、松葉杖やその他の歩行補助具の使用が推奨されます。
予後
回復速度は年齢、術前の健康状態、損傷の程度、リハビリテーションの遵守度によって変わります。患者のモチベーションと継続的なリハビリ努力が機能改善を最大化し、手術結果を大きく向上させます。
