膝の内側側副靱帯(MCL)の役割とケガの対処法

内側側副靱帯(MCL)とは

内側側副靱帯(MCL)は、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)を結ぶ強靭な線維性組織です。膝の内側に位置し、膝が内側に倒れ込む(内反)ことを防ぎます。

膝関節を支える主な靱帯

膝関節には4つの主要な靱帯があります。MCLに加えて、前十字靱帯(ACL)、後十字靱帯(PCL)、外側側副靱帯(LCL)です。

MCLの損傷が起きやすい状況

切り替えやピボット動作が多いスポーツ(サッカー、バスケットボール、スキーなど)でよく負傷します。また、交通事故や外部からの強い衝撃でも起こります。

MCL損傷の程度(グレード)

損傷は1〜3級に分類されます。

  • 1級:靱帯が軽く伸びた状態。痛みや腫れは軽度。
  • 2級:部分的に断裂し、痛みと不安定感が増す。
  • 3級:完全に断裂し、膝の安定性が著しく低下。

治療法と回復期間

1級は、冷却、圧迫、挙上(RICE)で多くの場合改善します。

2級・3級は、保存療法が効果的な場合もありますが、靱帯の再建手術が必要になることがあります。

回復には数週間から数か月を要し、重度の場合は数か月かかることがあります。

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