リビジョン全膝関節置換術(TKA)とは?

手術の概要

リビジョン全膝関節置換術(Revision Total Knee Arthroplasty、略称:リビジョンTKA)は、以前に埋め込まれた人工膝関節が故障・劣化した場合に、再度人工関節に置き換える手術です。痛みや不安定感、可動域の低下など、元のTKAが機能しなくなったときに実施されます。

手術前の評価

外科医はまず、画像検査(X線、CT、MRI など)や身体診察を通じて、元のTKAの状態と故障原因を詳しく調べます。これにより、骨の損失量やインプラントの緩み、感染の有無などを把握し、最適な手術計画を立てます。

手術計画とインプラント選択

評価結果に基づき、全インプラントを交換するか、一部のみを交換するかを決定します。また、患者の解剖学的特徴や骨量に合わせて、長さや形状が調整可能な特殊インプラントを選択します。必要に応じて、骨移植や骨セメントの使用も検討されます。

手術の効果と成功要因

リビジョンTKA は大掛かりな手術ですが、適切に実施すれば疼痛の軽減や関節機能の回復が期待できます。成功は、外科医の経験、患者の全身状態、そして元のTKAが失敗した原因に大きく左右されます。

主な合併症とリスク

稀に感染、出血、神経損傷、血栓症などの合併症が起こりますが、術前・術後の適切な管理により多くの場合は問題なく回復します。

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