鍵穴手術(ミニマルインベーシブ手術)とは?

鍵穴手術とは

鍵穴手術は、開腹手術の代わりに体に小さな切開を加えて行う外科手術です。小型カメラや特殊な手術器具、モニター画面を用いて、外科医が手術部位を確認しながら操作します。

鍵穴手術の主なメリット

  • 痛みが少ない:切開が小さいため、周囲組織へのダメージが抑えられ、術後の痛みが軽減します。
  • 感染リスクが低減:創口が小さいことで、感染の可能性が低くなります。
  • 回復が早い:組織への外傷が少ないため、早期に日常生活へ復帰できます。
  • 瘢痕が目立たない:小さな傷跡しか残らず、審美的にも優れています。
  • 視野が拡大:カメラ映像により手術部位を拡大・鮮明に確認でき、精密な操作が可能です。
  • 入院期間が短縮:多くの場合、手術後すぐに退院できます。
  • 美容的効果が高い:切開が小さいため、傷跡が目立ちにくくなります。

主な適応例

鍵穴手術は以下のような多くの分野で活用されています。

  • 泌尿器科:腎結石除去、前立腺手術、膀胱修復など。
  • 婦人科:子宮全摘、卵管結紮、卵巣嚢腫除去など。
  • 整形外科:膝関節置換、股関節置換、関節鏡手術など。
  • 一般外科:胆嚢摘出、虫垂切除、ヘルニア修復など。
  • 形成外科:豊胸、脂肪吸引、顔面リフトなど。
  • 胸部外科:肺生検、肺葉切除、食道手術など。
  • 内分泌外科:甲状腺手術、副甲状腺手術など。

適応の判断

手術の適用は患者の状態や手術の難易度によりますが、近年の技術進歩により、従来の開腹手術が必要だった多くの手術で鍵穴手術が選択肢となっています。

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