目のレンズはどんな役割を果たすのか?

レンズの役割

レンズは眼球の前方に位置する円形で凹面の透明組織です。角膜という薄い透明な層がレンズを保護し、前房の液体が柔らかく支えています。光が眼に入ると、レンズは像を反転させ、網膜上の焦点位置を決めます。

虹彩の働きとレンズの形状調整

虹彩は目の色の部分で、実際にはレンズを取り巻く筋肉です。遠くを見ると虹彩が収縮し、レンズを厚くして焦点を合わせます。近くを見ると虹彩が拡張し、レンズを薄く伸ばして焦点を合わせます。この調整により、倒立した像が正しく網膜に映ります。

レンズの発育

受精から約2週間で眼の形成が始まり、4週間でレンズを含む主要構造が出来上がります。その後約7か月間にわたり発達が続き、視神経が脳と結びつくと赤ん坊は見ることができます。この時期は感染や遺伝子変異に対して特に脆弱です。

加齢によるレンズの変化

40歳までレンズは柔軟で、遠近の対象にすばやく焦点を合わせられますが、40歳を過ぎると硬くなり、調整に時間がかかります。虹彩はより大きな力でレンズを伸縮させる必要があり、長時間の使用で目が疲れやすくなります。また、時間とともにレンズが濁り、像がぼやけ色がくすみます。これが白内障です。

白内障手術

白内障が進行すると視力が失われますが、現代の手術では濁ったレンズを数分で人工レンズに置換できます。局所麻酔で行われ、手術後すぐに帰宅可能です。ペットにも同様の手術が行われています。

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