腹部形成手術後の回復とケア方法

腹部形成術(タミータック)は、出産後の瘢痕や体重減少による余剰皮膚、または『エプロン腹』と呼ばれる垂れ下がった腹部を改善するために行われます。回復期間は患者の健康状態や個人差により異なり、回復が早い人もいます。タミータックは大きな手術ですので、術前・術後の合併症を防ぐためのケアが重要です。

回復のためのポイント

1. 禁煙

術前1か月以上の禁煙と、退院後すぐの再喫煙は避けましょう。創部の酸素供給が減少し、感染リスクが高まります。感染すると皮膚が壊死し、傷跡が悪化し、回復が数週間ではなく数か月延びることがあります。

2. ドレーンの使用

術後に外科医が装着するドレーンは必ず装着してください。腫れは起こりますが、ドレーンは体内にたまった液体を排出し、回復を助けます。

3. 痛みの管理

痛みは適切な鎮痛薬で管理すれば軽度に抑えられます。医師が処方する鎮痛剤を指示通りに使用し、早めに痛みを和らげることで回復が早まります。

4. 圧迫ガーメントの着用

術後はバインダーや圧迫ガーメントを着用します。特に暑い時期は締め付け感が強く感じられますが、医師は通常1か月から6週間の着用を勧めます。時間とともにゆるくなるため、締め付けが足りないと感じたらサイズの小さいものに交換すると良いでしょう。最も快適なのはガードルタイプです。

5. 創部を乾かす

医師の許可が出るまで創部を濡らさないようにしましょう。濡らすと感染リスクが高まります。通常は10〜12日間はスポンジバスで済ませ、創部が濡れないように注意してください。

6. 軽い運動

退院後1週間ほどで体調が改善し始めたら、散歩などの軽い運動を始めましょう。徐々に体が許す範囲で活動を増やし、創部を再び開くことのないように注意します。

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