回旋腱板手術後のリハビリテーションガイド
回旋腱板とは
肩関節の可動域を支える回旋腱板は、筋肉と腱から構成され、上腕骨を肩甲骨にしっかりと固定します。
手術後のリハビリテーションの流れ
- 治療方針の確認
回旋腱板の損傷は、スポーツや日常生活の反復動作、外傷、骨粗鬆症などさまざまな原因で起こります。手術や保存的治療の選択は、損傷の程度や患者の活動レベルに応じて決定されます。
- スリングの使用
手術直後は腕をスリングで固定し、通常4〜6週間動かさないようにします。回復状況に応じて、段階的に可動域を拡げていきます。
- 運動療法の開始
医師の指導のもと、筋肉と腱の可動域・柔軟性を高めるエクササイズを行います。効果は損傷の重症度に左右され、改善まで数週間から数か月かかることがあります。
- 理学療法(フィジカルセラピー)
資格を持つ理学療法士が個別のリハビリ計画を作成し、痛みの軽減、機能回復、再発防止を目的とした指導を行います。
- 水中療法の活用
温水プールやホイップール(ホットスパ)でのリハビリは、筋肉の緊張を和らげ、疼痛を軽減しながら広い可動域を確保できます。その他の治療と併用して行うことが推奨されます。
