シクロスポリン(サンドイミューン)とネオラルの違いは?

シクロスポリンは1972年に発見された免疫抑制剤で、1983年に米国で「サンドイミューン」という商品名で承認されました。主に同種移植後の拒絶反応を抑えるために使用されます。口服用に改良されたマイクロエマルジョン製剤「ネオラル」は、吸収率と安定性が向上しています。

類似点

  • シクロスポリン(サンドイミューン)とネオラルは、毒性や有効性がほぼ同等です。どちらも移植時の免疫抑制に用いられ、経口投与が可能です。

薬物動態の違い

  • ネオラルはマイクロエマルジョン化により、体内での吸収が速く、個人差が小さくなります。そのため、サンドイミューンから切り替える場合は、用量を減らすことが一般的です。

投与形態

  • サンドイミューンは静脈内投与が可能ですが、ネオラルは経口のみです。両薬剤とも免疫抑制効果は同等です。

注意点

  • ネオラルとサンドイミューンは同じ有効成分(シクロスポリン)を含みますが、製剤が異なるため医師の指示なしに交換はできません。肝臓や腎臓への毒性リスクがあります。

追加の注意事項

  • サンドイミューンへ切り替える際は、シクロスポリンの投与量が異なるため、血中濃度やクレアチニン値のモニタリングが必要です。

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