脊柱側弯症の種類

側弯症は、背骨が側方へ異常に曲がる状態を指します。情報源によっては、側弯症の分類数が異なることがあります。これは、ある資料が主要な分類をさらにサブカテゴリーに分けているのに対し、別の資料ではそうしていないためです。

主な2つのタイプ

側弯症は大きく「機能性側弯症」と「構造的側弯症」の2種類に分けられます。

機能性側弯症

背骨自体に異常がなく、足の長さの差や痛みによる筋肉の痙攣など、体の他の部位の問題が原因で起こります。

構造的側弯症

背骨自体が固定された曲がりを示し、姿勢を変えても改善せず、治療が必要です。

機能性側弯症の分類

神経筋性側弯症

筋肉の制御障害や筋力低下、麻痺(例:脳性麻痺、筋ジストロフィー、脊髄ジフィダ、ポリオ)に起因します。

変性側弯症

主に高齢者に見られ、関節炎などによる脊椎の変化が原因です。

構造的側弯症の分類

先天性側弯症

出生時から存在し、胎児期の椎骨や肋骨の形成異常が原因です。

特発性側弯症

原因不明で、以前はまっすぐだった背骨に曲がりが現れます。構造的側弯症患者の約80%がこのタイプです。

特発性側弯症の分類

乳児期側弯症

3歳未満の子どもに発症します。

小児期側弯症

3歳から10歳までの子どもに発症します。

思春期側弯症

10歳以上の子ども・青年に発症します。

側弯症の治療と曲率の程度

曲度が10度未満は正常範囲とみなされます。10〜25度は軽度で経過観察が必要です。25〜40度は中等度で、ブレース(矯正具)による治療が有効です。45度以上になると手術が検討されますが、手術は曲度の進行を防ぐ目的です。また、成長期間が長いほど矯正の可能性が高くなります。

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