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鍼で夜間遺尿(おねしょ)を改善する方法

はじめに

夜間頻尿(遺尿)は、意識的にコントロールできない尿の排泄です。原因がはっきりしないことが多く、行動療法や薬物療法などさまざまな治療法がありますが、鍼治療は膀胱の機能不全と捉え、補助的に用いられることがあります。

鍼治療のポイント

  1. まずは、遺尿に関与すると考えられる主要経穴を確認します。代表的な経穴は B23、B28、B32、Gv4、Gv15、Gv20、H7、H9、K3、K5、Sp4、Sp6、Sp12、St36、Ren2、Ren3、Ren6 です。患者さんの体質や症状に応じて、適切な経穴を選択します。

  2. 肝経に湿熱が滞留している場合は、肝経の経穴で湿熱を除去します。黄くにおいのある尿が少量で出ることが特徴です。

  3. 肺・脾の気の流れを整え、津液を保護します。夜間に遺尿があり、昼は尿が少なく、食欲不振・顔色蒼白・倦怠感・細脈・淡白舌・便が緩いといった症状の方に有効です。

  4. 陰虚火旺が原因の場合は、陰を補い熱を清めます。暗くて少量の尿が頻繁に出、排尿時に熱感を伴うケースです。

  5. 陽虚寒症の場合は、腎経の経穴で腎を温め強化します。睡眠中に頻繁に尿が出、昼間は透明な尿が多く、手足の冷えや背腰・膝の痛み・脱力感が見られます。

まとめ

症状や体質に合わせて適切な経穴を選び、湿熱除去、気の流れ改善、陰陽のバランス調整を行うことで、鍼治療は遺尿の緩和に寄与します。専門の鍼灸師と相談し、個別の治療計画を立てることが大切です。

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