鍼は体のどこに刺すのか?
鍼は、経絡(気の流れとされる経路)上にある特定のツボ、すなわち「経穴」へ刺入します。頭部・頸部・胴体・四肢に分布し、各ツボは特定の臓器や機能、症状と結びついています。
主な刺入方法
- 直刺法(垂直刺入):皮膚に対し90度の角度で針を刺す最も基本的な方法です。
- 斜刺法(傾斜刺入):15〜45度の角度で斜めに刺し、浅い層から深部まで柔軟に調整します。
- 突刺法:素早く針を刺し、すぐに抜くことで刺激を与えます。
- 留置法:針を一定時間(数分)体内に残し、気の循環を促進させます。
- 叩打法:針を刺した後、指や小さなハンマーで軽く叩き、微細な刺激を加えます。
刺入の深さ
ツボの位置や目的に応じて、皮膚すぐ下の浅層から筋肉深部まで様々な深さで刺入します。浅層はリラックスや血行促進に、深層は疼痛緩和や内部臓器への影響を狙います。
安全かつ効果的に鍼治療を行うには、正確な経穴位置と各刺入技法に関する十分な研修が不可欠です。
