蜂毒の抽出手順
蜂の毒はごく微量で大量に集めるのが極めて困難です。そのため、電子式の蜂毒採取装置(ビー・ベノム・コレクター)を使用します。この装置は、短時間で十分な量の毒を得る最も手軽な方法です。装置は片側に操作パネル、もう片側にガラス板があり、ガラス板には電流が流れる細いワイヤーが並んでいます。蜂がワイヤーに触れると電気刺激で刺され、毒が放出されてガラス板に落ちます。乾燥させた後に収集できます。
必要なもの
- 電子式蜂毒採取装置
- カミソリの刃(清潔なもの)
- 小さく暗色のガラス瓶
- ラベル
手順
- ガラス板を装置前面の伸縮ワイヤーのすぐ下に設置します。
- 装置を巣箱の入口に向け、ガラス板とワイヤーが巣箱に面するように配置します。
- 装置の電源を入れ、緑色の点滅ランプが正常に作動していることを確認します。装置は50秒ごとに10秒間停止する設定になっています。
- 各採取セッションは最大40分です。装置が自動で停止しない場合は手動で電源を切ります。
- 採取後は装置を日陰に置き、残りの蜂が巣箱に戻るのを待ちます。ガラス板はそのまま残します。
- ガラス板を取り外すと、白い結晶状の毒が見えます。完全に乾燥させます。
- 乾燥が完了したら、清潔なカミソリの刃で結晶を削り取り、小さな暗色ガラス瓶に入れ、ラベルを付けます。冷蔵保存すれば最大1年保存可能です。
