オレンジオイルに含まれる主な化合物と種類
オレンジオイルは、複数の化合物が相乗効果を生み出すため、単体よりも高い効果が期待できます。消化器系やスキンケアに利用されますが、使用前には必ず医師に相談してください。
種類
- 苦橙(ビターベル)樹は、果実・葉・花の3部位からオイルを抽出します。
・果実から得られるオイルは「ビターベルオイル」
・葉から得られるオイルは「プチグランオイル」
・花から得られるオイルは「ネロリオイル」 - 別種の甘橙(スイートオレンジ)樹からは「スイートオレンジオイル」が抽出されます。甘橙は苦橙より樹が小さく、果実は大きくて色が濃いです。ビターベルオイルとスイートオレンジオイルは、主成分はほぼ同じです。
モノテルペン
- ビターベルオイルは約90%、スイートオレンジオイルは約85%がモノテルペンです。モノテルペンはほぼ全てのエッセンシャルオイルに含まれ、殺菌・防腐・去痰・刺激作用があります。
アルコール類
- ビターベル・スイートオレンジ両オイルにおいて、アルコールは3〜5%含有します。アルコールは比較的穏やかな成分で、抗ウイルス・殺菌・刺激作用があり、全体的なトニックとして有用です。
エステルとケトン
- エステルはビターベルオイルで約2%を占め、抗炎症作用があり皮膚トラブルの改善に利用されます。
- ケトンはスイートオレンジオイルで約2%を占め、少量では消化促進・鎮静・鎮痛効果がありますが、過剰になると有害になる可能性があります。
その他の化合物
- 微量のアルデヒド、酸化物、クマリンなどが両オイルに含まれますが、支配的なのはモノテルペンとアルコールです。
- ビターベルオイルは光毒性があるため、日光下での使用は注意が必要です。一方、スイートオレンジオイルは通常光毒性がありませんが、蒸留抽出の場合は例外となることがあります。
