塗油に使われる材料

塗油(アノインティングオイル)の歴史は数千年にわたります。聖書の最初の書にその原料と使用法が詳しく記されています。純粋な植物抽出物から得られるエッセンシャルオイルをブレンドして作られる塗油は、強い香りがなくても使用可能です。

純粋ミルラ(Pure Myrrh)

ミルラは樹皮を切ることで流れ出す樹脂です。淡い黄色のオイルはややカビ臭く、苦味がありますが、心を落ち着かせる香りです。ミルラには刺激性と抗うつ効果があり、精神的な安定を促すため塗油の重要な成分とされています。

オリーブオイル(Olive Oil)

オリーブの木から得られるエッセンシャルオイルは、塗油の主成分です。聖書では、病人への塗油、崇拝の象徴、そして指導者の聖別に頻繁に言及されています。保湿性と浸透性に優れ、他の成分と調和しやすいのが特徴です。

フランキンセンス(Frankincense)

ボスウェリア属の樹皮を切って樹脂を採取し、約3か月熟成させてから抽出したエッセンシャルオイルです。黄色がかった甘い香りと刺激性があり、塗油に活力を与えます。香りとしてはアロマテラピーや incense(線香)にも利用されます。

甘いシナモンとカシア(Sweet Cinnamon and Cassia)

シナモンとカシアは常緑樹の樹皮を叩いてエッセンシャルオイルを抽出します。甘く強い香りはミルラ、フランキンセンス、オリーブオイルと組み合わせることで、塗油に豊かな芳香を与えます。

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