ベローズ呼吸で高地に順応する方法
ベローズ呼吸は、ヨガの呼吸法のひとつで、速く深い呼吸を繰り返すことで覚醒感を高めます。安全に過換気(ハイパーベンテレーション)を行う技術を習得することがポイントです。この呼吸法を練習すれば、標高が上がり酸素濃度が低くなる環境へ体を慣らすことができます。通常、標高2万5千フィート(約7,600m)を超えるとクライマーは酸素ボンベを携帯しますが、ベローズ呼吸に熟練した人は酸素補給なしでエベレストに挑む例もあります。高地登山のトレーニングは、日常の標高でもベローズ呼吸を実践することで始められます。
ベローズ呼吸の手順
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背もたれや壁に寄りかからず、頭・首・胴体をまっすぐに保ち、座ります。
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口を閉じ、鼻から小さく速く、均等に空気を吸っては吐きます。
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呼吸は腹式にし、胸や肩は動かさないように意識します。手を腹に当てて腹部の動きを確認すると効果的です。
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肩の力を抜き、胸は動かさずに呼吸します。鏡の前で練習し、肩や胸が上がっていないか確認しましょう。
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15秒間に約30回(1回あたり吸2秒、吐2秒)を目安にリズムを保ちます。呼吸が乱れたら速度を落とし、最初は1日1回、15秒だけ行うところから始めます。
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毎週5秒ずつ時間を伸ばし、1分を超えない範囲で練習します。徐々に吸息・呼息を1秒ずつに短縮し、快適に保てるペースで続けます。個人差がありますが、数週間から数か月かけて1分間に120回、上級者は300回まで増やすことが可能です。
