スワミの呼吸法ガイド
呼吸は本能的に行うため意識しにくいですが、瞑想やヨガを正しく実践するには適切な呼吸法を学ぶ必要があります。『アスタダラ・ヨガマラ』のヨガマスターB.K.S. Iyengarは、吸息と呼息のプロセスを「芸術」と語っています。呼吸法は教室や動画で学び、古代から伝わるこの技術を身につけましょう。
準備
- 呼吸に意識を集中させるため、セッションの時間を確保します。スワミ・アジャヤは『ヨガ心理学:瞑想実践ガイド』で、呼吸と瞑想に最低15分を割くことを推奨しています。座る前に心配事ややるべきことを一旦脇に置き、セッション中は何も邪魔できないと自分に言い聞かせましょう。
吸息と呼息
- まず完全に息を吐き切ります。次に鼻から深く吸い、16拍(または息が続かなくなるまで)止めます。その後、同じ拍数で息を吐きます。この一連の流れを最大7回繰り返します。呼吸は横隔膜を使い、腹部の筋肉で感じられるはずです。最初は短くても、練習すれば徐々に長く深くなります。
交互鼻孔呼吸(ナディ・ショーダナ)
- 右親指で右鼻孔を閉じ、息を吐き出した後、左鼻孔から6拍で吸い、同じく6拍で吐きます。このサイクルを3回繰り返したら鼻孔を入れ替えます。慣れてきたらカウントを増やし、合計3サイクル行った後は両鼻孔で自然呼吸に戻します。両鼻孔からの息の流れが均等でないと感じたら、交互鼻孔呼吸を追加で行いましょう。
姿勢
- 胸郭が自由に動くよう正しい姿勢を保つことが重要です。初心者で背筋を伸ばして座れない場合は、Iyengarが推奨する「屍のポーズ」で仰向けに横たわります。下背部に巻きタオルを置き、脊椎を伸ばした状態で呼吸練習を行いましょう。
