胸の痛みと呼吸困難がある場合の意味と対処法
はじめに
胸の痛みと呼吸困難は、心臓や肺、その他の体の部位に起因するさまざまな疾患の症状です。症状が急に現れた場合や強い場合は、すぐに医療機関を受診してください。
胸痛・呼吸困難の主な原因
心筋梗塞
突然の強い圧迫感や締め付け感を伴う胸痛は心筋梗塞の典型的なサインです。その他に息切れ、吐き気、めまいなどが見られます。
狭心症
一時的に心臓への血流が低下することで起こります。数分続く圧迫感や締め付け感が特徴で、心筋梗塞の前兆になることもあります。
心不全
心臓が十分な血液を送り出せなくなる状態です。息切れ、疲労感、足や足首のむくみが伴います。
大動脈解離
大動脈が裂ける重篤な疾患で、突発的な激しい胸痛、息切れ、失神が起こります。
肺塞栓症
肺の血管が血栓で閉塞することで、鋭い胸痛、急激な息切れ、血痰が見られます。
肺炎
肺の感染症で、咳、発熱、息切れ、胸痛が症状として現れます。
喘息
気道の炎症と狭窄により、喘鳴、息切れ、胸の圧迫感が起こります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
長期にわたる肺機能低下により、息切れ、咳、痰が続きます。
その他の原因
不安・ストレス、筋肉の緊張、肋間神経痛などでも胸痛や呼吸困難が生じることがあります。
受診の目安
以下の場合は速やかに医師の診察を受けてください。
- 胸痛が突然現れ、強い、または圧迫感がある
- 呼吸が苦しい、または息切れが続く
- 症状が急激に悪化する、または失神した
医師は症状の詳細を聞き取り、必要に応じて心電図、胸部X線、血液検査などで原因を特定します。
