肺血栓塞栓症(PE)とは?原因・症状・治療・予防を徹底解説
肺血栓塞栓症(PE)とは
肺に血栓が詰まる状態を肺血栓塞栓症(PE)と呼びます。血栓は主に足の深部静脈から血流に乗って肺へ運ばれますが、骨盤や腕など他の部位からも発生することがあります。
主なリスク要因
- 既往歴がある血栓症
- 肥満または過体重
- 喫煙
- 経口避妊薬やホルモン補充療法の使用
- 妊娠中
- がんの罹患
- 心疾患
- 糖尿病
- 長時間の安静や座位
主な症状
- 息切れ
- 胸痛
- 血痰(血の混じった咳)
- めまい・ふらつき
- 動悸(心拍数の増加)
- 発汗
- 発熱
治療法
- 抗凝固薬(血液をさらさらにする薬):血栓の形成や拡大を防ぎます。
- 血栓溶解薬(血栓を溶かす薬):大型の血栓を速やかに除去します。
- 外科手術:重症例では肺から血栓を直接除去します。
予防策
- 適正体重の維持
- 禁煙
- 定期的な運動
- 長時間の座位や立位を避け、こまめに体を動かす
- 血栓リスクが高い人は弾性ストッキングを使用
- 医師と相談し、必要に応じて予防薬を服用
PEの疑いがある場合は、すぐに医療機関を受診してください。早期の診断と治療が重篤な合併症のリスクを大幅に低減します。
