気管支の働きと構造について

気管支の構造と役割

気管支は気管(気管)から分岐し、肺へ空気を運ぶ主な気道です。一次気管支は左右の肺に入り、そこから二次、三次と分岐していき、最終的に細い枝(細気管支)へと続きます。細気管支はさらに小さな管(細気管支)に分かれ、最後は肺胞という微小な空気嚢で終わります。肺胞では酸素と二酸化炭素のガス交換が行われます。

粘液と繊毛による防御機構

気管支の内壁は粘液を分泌する腺と、繊毛と呼ばれる毛状の構造で覆われています。粘液は吸入した埃や花粉、細菌などの異物を捕捉し、繊毛がリズミカルに動いて粘液と異物を上気道へと運びます。運ばれた粘液は咳や嚥下によって体外へ排出されます。

平滑筋による気流の調節

気管支壁には平滑筋が存在し、収縮と弛緩を繰り返すことで気管支の径を変えます。吸気時には平滑筋が弛緩し、気管支が拡張して空気が肺へ入りやすくなります。呼気時や刺激があると平滑筋が収縮し、気管支が狭くなり空気の流れが制限されます。この機構は呼吸抵抗の調整や、喘息などの症状に関わります。

まとめ

気管支は空気の搬送、異物除去、呼吸抵抗の調節という三つの重要な役割を担い、呼吸システム全体の機能を支えています。

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