ブレスアライザーで測定できるものは?
ブレスアライザーとは
ブレスアライザーは、肺からの呼気を分析して血中アルコール濃度(BAC)を推定する測定器です。名称は「breath(呼吸)」と「analyzer(分析装置)」を組み合わせた造語です。1950年代に開発され、1954年に米国で初めて実用化されました。
測定の原理
アルコールは胃や肺から血流に吸収され、最終的に肺へ運ばれ、呼気として排出されます。呼気中のアルコール濃度は血中濃度に比例するため、ブレスアライザーは呼気中のアルコール量を測定し、血中アルコール濃度を算出します。
主な利用シーン
警察などの法執行機関が酔っ払い運転者を検出するために広く使用しています。また、職場の安全管理、学校の安全プログラム、医療機関などでも活用されています。
装置の構成と動作
ブレスアライザーはマウスピース、サンプリングチューブ、反応室、解析装置から構成されます。検査対象者がマウスピースに息を吹き込むと、空気はサンプリングチューブを通って反応室へ送られます。反応室内で呼気中のアルコールが化学試薬と反応し、色が変化します。この色変化は解析装置で検知され、電気信号に変換されます。最終的に電気信号は処理され、血中アルコール濃度として画面に表示されます。
