黒木耳(黒キノコ)の特徴と利用法
歴史
ポール・スタメッツの著書『Growing Gourmet and Medicinal Mushrooms』(2000年)によれば、中国で最初に栽培されたキノコは黒木耳で、紀元前600年頃から栽培が始まったとされています。
特徴
黒木耳は暗褐色で耳の形をした速成性のキノコです。成長とともに厚みが増し、色は斑点状に変化します。主にカポックやマンゴーの木などに付着して生育します。
料理での利用
黒木耳は食感の良さと見た目の黒色が評価され、中国料理で広く使われます。味は淡白で、主に食感を楽しむ素材です。
乾燥黒木耳は販売されており、調理前に水に浸して戻します。生のものも市場で入手可能です。
栄養価
乾燥黒木耳5gあたりの栄養は、エネルギー13kcal、マンガン4%、セレン4%、銅3%、ナイアシン2%、鉄2%です。
薬効
中国医学では、黒木耳は血行促進、呼吸機能向上、全身の健康増進に利用されます。
欧州食品研究・技術誌(2009年1月号)によると、黒木耳には抗腫瘍効果があることが報告されています。
