メトロニダゾールは連鎖球菌性咽頭炎に効くのか?知っておきたいポイント

メトロニダゾールとは

メトロニダゾールは、嫌気性菌や原虫が原因となる感染症に対して用いられる抗生物質です。腸管アメーバ症や細菌性膣炎、嫌気性膿瘍などで処方されますが、連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)には効果がありません。

連鎖球菌性咽頭炎(溶連菌性咽頭炎)とは

連鎖球菌性咽頭炎は、A群連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)が喉の粘膜に感染して起こります。典型的な症状は、喉の痛み、発熱、白い膿性斑点、頸部リンパ節の腫れなどです。

治療に用いられる抗生物質

この菌はペニシリン系抗生物質に感受性が高く、第一選択薬はペニシリンまたはアモキシシリンです。ペニシリンアレルギーがある場合は、マクロライド系(例:クラリスロマイシン)やセフェム系が代替薬として使用されます。

メトロニダゾールは使用しない理由

メトロニダゾールは嫌気性菌や原虫に対しては有効ですが、A群連鎖球菌は好気性菌であり、薬剤に対する感受性がありません。そのため、メトロニダゾールは連鎖球菌性咽頭炎の治療には適していません。

まとめ

メトロニダゾール:嫌気性菌・原虫感染に使用、連鎖球菌には効果なし
連鎖球菌性咽頭炎:A群連鎖球菌が原因、ペニシリン系が第一選択
・ペニシリンアレルギーがある場合は、マクロライド系やセフェム系が代替として処方されます。

医師の指示に従い、処方された抗生物質を正しく服用することが、症状の速やかな改善と合併症予防につながります。

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