野生チェリー樹皮のチンキ作り方
概要
野生チェリーの樹皮は、家具製作から薬用まで幅広く利用されます。特に咳や気管支炎、百日咳、鼻炎などの呼吸器系の症状に有効で、消化機能の改善や神経系の鎮静作用も期待できます。市販の咳止め薬にも配合されていますが、フレッシュな樹皮で作るチンキはさらに高い効果が得られます。
必要なもの
- 野生チェリー樹皮(新鮮がベスト、乾燥でも可)
- 溶剤(アルコール、リンゴ酢、または植物性グリセリン)
- ガラス製保存容器(密閉できるもの)
- こし器
- 遮光用ダークボトル
作り方
1. 樹皮の下準備
- 落ち葉や倒木から、外側の薄い層を剥がし、内側の柔らかい層を採取します。新鮮な樹皮が入手できない場合は、高品質な乾燥樹皮を使用してください。
- コーヒーグラインダーやスパイスミルで細かい粉末にします。ミルがない場合は、できるだけ細かく刻みます。
- 4〜8オンス(約120〜240 ml)の清潔なガラス瓶に粉末を入れ、蓋をしっかり閉めます。
2. 溶剤の選択
- アルコール(80〜100プルーフの高品質ウォッカ、ジン、ブランデー)が最も抽出力が強く、医薬品として最適です。
- リンゴ酢を使用すると、酢自体の栄養素や酵素が加わり、さらに健康効果が期待できます。使用前に軽く温めると浸透しやすくなります。
- 子どもやアルコールに敏感な方には、100%植物性グリセリンを選びます。甘みがあり飲みやすく、血糖やインスリンへの影響がほとんどありません。
3. チンキの作成
- 選んだ溶剤を樹皮粉末が入った瓶に注ぎます。グリセリン使用時は、同量の蒸留水で薄めてから注ぎます。樹皮が完全に浸るように瓶の口まで満たしてください。
- 瓶の口にワックスペーパーを敷き、蓋をしっかり締めます。空気が入らないように注意します。
- 最低60秒間しっかりシェイクし、暖かい場所で4〜6週間保管します。毎日激しくシェイクして、樹皮が底に沈殿しないようにします。
- 期間が過ぎたら、こし器で樹皮を濾し、抽出液を遮光ボトルに移します。残った樹皮は堆肥化しても構いません。
- 暗く涼しい場所で保存します。グリセリンベースの場合は冷蔵庫で保管すると1年程度品質が保たれます。
