熱帯雨林の薬草とその効能

熱帯雨林は何百万もの植物・動物・昆虫が生息し、キニーネや筋弛緩剤、ステロイド、がん治療薬の原料となる成分が見つかります。米国政府や製薬会社は、先住民のシャーマンや治療者が使用する特定の植物を研究し、AIDS、がん、糖尿病、関節炎、アルツハイマー病などの治療薬開発を目指しています。

グアラナ (Guarana)

ブラジルのアマゾン原産の低木で、鮮やかな赤い小果が房状に実ります。果実が熟すと黒い種子が露出します。南米の先住民は種子を乾燥・焙煎し、ペーストにして食品や飲料に利用しています。刺激作用があり、慢性下痢の治療や断食時の栄養補給に用いられます。

グラビオラ (Graviola)

南米熱帯地域、特にアマゾン流域に自生する小さな樹木で、カンタロープほどの大きさの白肉果実をつけます。果実や種子は腸内健康に、果実やジュースは授乳促進に利用されます。根・樹皮・葉からは鎮静効果のあるお茶が作られ、皮膚に塗布すれば虫除けとしても効果があります。

キャッツクロウ (Cat's Claw)

フック状のとげを持つ大型の木質つるで、アマゾン雨林や中南米の熱帯地域に分布します。ペルーの部族は2000年以上にわたり、樹皮や根を免疫刺激剤として使用してきました。現在はカプセルや錠剤として販売され、関節リウマチやがん、ウイルス性疾患の治療に利用されています。

スーマ (Suma)

アマゾン流域に自生する大型の低木性つるで、深い根系を持ちます。根はエネルギー増強や全身の健康維持に使われ、潰瘍、筋力低下、持久力向上、催淫作用、鎮静作用など多様な効能が報告されています。鎮痛・抗炎症・エストロゲン様作用も期待されています。

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