茶色の海藻に含まれるフコキサンチンの効果と活用法
茶色の海藻はアジアのスープやサラダで広く利用されており、フコキサンチンという成分が含まれています。この成分は体脂肪の減少やコレステロール低減に効果が期待され、主に茶色の海藻にのみ含まれ、赤や緑の海藻には含まれません。
脂肪減少効果
日本の宮下和夫博士らの研究では、茶色の海藻を食餌に加えたラットの腹部脂肪(白色脂肪組織)が減少することが確認されました。フコキサンチンは脂肪細胞に存在する脂肪燃焼タンパク質の発現を促進し、代謝を活性化させると考えられています。
コレステロール低減効果
フコキサンチンは肝臓でのDHA(ドコサヘキサエン酸)産生を増加させ、これが悪玉コレステロールの低下に寄与します。その作用は魚油サプリメントに似た抗糖尿病効果も示唆されています。
摂取方法
フコキサンチンはそのままの形では体内への吸収が乏しいため、茶色の海藻を大量に食べても体重減少は期待できません。効果的に利用するには、吸収性を高めたサプリメント形態に加工する必要があります。
その他の効果
ラット実験では、茶色の海藻に含まれるテトラペプチドが血圧を下げる効果を示しました。これはフコキサンチンとは別の成分によるものと考えられます。
副作用
現時点で、茶色の海藻やフコキサンチンの摂取に伴う有害な副作用は報告されていません。
