ブラックコホシュの副作用

ブラックコホシュは、男女ともにさまざまな症状の自然療法として何世紀も使用されてきましたが、特に女性の更年期症状緩和の代替療法として人気が高まっています。その人気に伴い、副作用に関する報告や科学的研究の結果が相反することから、使用に対する議論が続いています。

効果と副作用

  • 米国がん協会によると、ブラックコホシュの使用に伴う主な副作用として嘔吐、吐き気、胃の不快感が挙げられます。過剰摂取すると、痙攣、心拍数の低下、めまい、震え、頭痛、関節痛、または軽度の失神が起こる可能性があります。

警告

  • 稀にブラックコホシュ使用者が肝障害を発症するケースが報告されており、肝疾患を抱える人は使用を控えるよう勧められています。オーストラリア、カナダ、欧州の一部では、肝臓へのリスクを示す警告ラベルの表示が義務付けられていますが、米国の国立衛生研究所(NIH)は科学的根拠が不十分としてラベル表示を義務付けていません。

理論・推測

  • 多くの研究は半年以内の短期使用に限られているため、長期使用の安全性は不明です。NIHは、フィトエストロゲンを含むブラックコホシュを長期間摂取すると、乳がんや子宮がんのリスクが増加する可能性があると指摘しています。

相反する研究結果

  • がん患者がブラックコホシュを使用すると化学療法などの標準治療に影響を与えるかどうかは未解決です。実験室ではがん細胞の増殖を抑制する報告もあれば、マウスでは増殖を促進する報告もあり、結論が出ていません。そのため、がん治療中は使用を避けるよう助言されています。

リスクグループ

  • 妊娠中または授乳中の女性は、胎児や乳児への影響が不明なため使用を控えるべきです。高血圧患者やホルモン補充療法を受けている女性は、医師と相談の上で使用を検討してください。また、アスピリンにアレルギーがある人は、ブラックコホシュに微量のサリチル酸が含まれるため避けるべきです。

考慮すべき点

  • 報告された副作用の多くは、サプリメント形態(例:Remifemin)での使用に基づいています。この製品は純粋なブラックコホシュ抽出物に加えて、セルロース、ラクトース、ステアリン酸マグネシウム、ジャガイモでんぷん、ペパーミントフレーバーなどが含まれています。そのため、植物そのもののリスクとサプリメントのリスクを区別する必要があります。

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