冬虫夏草(コルディセプス)の効果と利用法

種類

自然界の冬虫夏草はオーストラリア、ネパール、チベット、ブータンなど限られた地域に自生しています。アイオワ州立大学の拡張サービスによれば、冬虫夏草はチベット原産の毛毛虫に寄生する菌類です。商業用サプリメントは、きのこの胞子を大豆に培養して製造することも可能です。

主な効果

  • 肺機能の向上、腎臓・肝臓機能の改善、抗酸化作用、疲労軽減などが報告されています。中国では気管支炎、結核、腎不全の治療にも用いられました。アイオワ大学の報告では、冬虫夏草を摂取した中国人アスリートは泳力や走力で世界記録を更新した例があります。また、実験動物では肝臓のATP産生が最大55%増加し、酸素利用率が30~50%向上したとされています。

研究状況

現在までに、ヒトでの信頼できるエビデンスは限られています。Drugs.comのレビューによれば、2009年9月時点で臨床試験に参加した人数は約2,000人です。米国スポーツ医学会が1999年に実施した研究は酸素効率の向上を示唆しています。2002年の中国の研究では、ループス腎炎患者への介入で有望な結果が得られました。一方、2006年のNIH報告は減量効果を裏付ける証拠はないと結論付けています。

用量

市販のサプリは製造メーカーにより含有量が異なり、1カプセルあたり53 mgから525 mgまであります。アイオワ大学は1日あたり2~4 gの摂取を推奨していますが、FDAは具体的な推奨量を定めていません。

注意点

米国ではサプリメントの安全性や有効性をFDAが事前に審査する義務はありません。使用前に医師と相談し、薬剤相互作用や副作用の可能性を確認してください。報告されている軽度の副作用として低血糖や皮膚発疹があります。

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