神経を活性化するハーブサプリメント
ハーブ療法の専門家は、神経系の刺激や修復に有効とされるハーブをいくつか挙げています。これらは多発性硬化症や脳性麻痺、ALS、ポリオなどの神経変性疾患の改善に期待されています。ただし、エフェドラを含む製品はFDAの規制により単独での販売は認められず、複数ハーブの組み合わせ商品は販売できません。
スカルキャップ(Skullcap)
ミント科の植物で、伝統医学では解熱や炎症の「熱」を取る目的で使用されます。粘液を除去し、ホットフラッシュやイライラ感を和らげます。また、抗菌作用があり、黄色ブドウ球菌や連鎖球菌を抑制します。消化管の活動を緩めるため下痢にも効果があり、血管拡張による血圧降下作用で心臓発作のリスク低減が期待されます。
オートシード(Oat seed)
収穫後のオート麦の穀粒で、ヨーロッパのハーブ医師は神経系の回復や帯状疱疹・性器ヘルペスの緩和に利用しています。シリカが豊富で肌のケアにも用いられ、入浴剤の原料としても人気です。
セント・ジョンズ・ワート(St. John's Wort)
注意:処方されたMAO阻害薬やプロテアーゼ阻害薬との併用は避けてください。米国で抗うつ効果が注目され、濃度の高いチンキがうつ症状に効果的とされています。お茶やカプセルで摂取すると軽い鎮痛作用があり、頻尿や夜間の尿漏れ、鈍い痛みの緩和にも役立ちます。
セロリシード(Celery seed)
古代ギリシャでは神経過敏や食欲不振に用いられ、19世紀に野菜として普及しました。現在は神経性胃痛や利尿、腸ガスの軽減に使用され、軽度の鎮静作用で関節痛の緩和にも役立ちます。エッセンシャルオイルは弱い抗菌効果があります。
ラベンダー(Lavender)
紫色の花が特徴の多年草で、香料、創傷治療、虫除けとして古くから利用されています。アフロディジアックとしても知られ、ドイツ委員会Eは不眠症の治療に推奨しています。イギリスハーブ薬局方では、膨満感、疝痛、うつ頭痛の緩和に使用されます。
コーヒー豆とコラナッツ(Coffee bean & Kola nut)
どちらもカフェインを豊富に含み、抗うつ剤やエナジートニックとして利用されます。コラナッツはかつて炭酸飲料の主成分で、ドイツ委員会Eは精神的・身体的疲労の軽減に有用としています。
エフェドラ(Ephedra)※注意
強力な刺激作用があるため、誤用すると重大な健康リスクを伴います。米国食品医薬品局(FDA)はエフェドラを含むサプリメントの販売を厳格に規制しており、他のハーブと組み合わせた製品は市場に出せません。
免責事項
本記事の情報は医療機関の診断や治療の代替ではありません。FDAによる評価や承認は受けておらず、疾病の予防・治療を目的としたものではありません。自己判断での使用を検討する際は、必ず信頼できる医療専門家にご相談ください。
