ロディオラエキスとは?

ロディオラエキスは、シベリアなど北極・亜北極地域に自生するクサンジロウ科のロディオラ・ロゼアの根から抽出されたものです。適応性ハーブとして知られ、ストレス緩和や肉体・精神の持久力向上に効果があるとされています。

ロディオラと不安

UCLAセメル研究所の調査では、一般化不安障害(GAD)と診断された10名の患者に10週間ロディオラエキスを投与しました。その結果、平均不安スコアが有意に低下し、ロディオラが不安軽減に有望な候補であることが示されました。

ロディオラと持久力

ベルギーで実施された研究(International Journal of Sports Nutrition Exercise Metabolism)では、若年健康ボランティアにロディオラを急性投与(運動1時間前)したところ、運動持久力が向上しました。一方、4週間以上の長期投与では性能向上は認められませんでした。

ロディオラと抑うつ

アルメニア国立医科大学の調査で、軽度から中等度の抑うつ症状を持つ男女にロディオラエキスを投与した結果、睡眠障害の改善、情緒の安定、抑うつスコアの低下が確認されました。標準化された根エキスは抗うつ効果を示します。

ロディオラとストレス

同大学で夜勤医師を対象に2週間低用量ロディオラエキスを投与したところ、認知機能と知覚が向上し、疲労感が軽減されました。ストレス下での疲労緩和に効果があると結論付けられました。

歴史

ロディオラはロシアやスカンジナビアで「黄金の根」と呼ばれ古くから利用され、漢方薬にも神経・疲労症候群の治療として収録されています。古代ギリシアの医師ディオスクロイデスの『Materia Medica』にも記述があり、ヴァイキングは戦闘力強化に、モンゴル人は結核やがんの治療に用いたと伝えられています。

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