チョコレートの健康効果と活用法

古代からチョコレートは不安や咳など様々な症状の治療に用いられてきました。現在市販されているチョコレートは、古代のものに比べて加工が進んでいるため、健康効果はやや低下しています。しかし、純粋なカカオ(100%チョコレート)を摂取すれば、いくつかの健康問題に対して有益な働きが期待できます。

咳の緩和

ロンドンのインペリアル・カレッジで行われた研究では、チョコレートに含まれるテオブロミンが咳を引き起こす刺激を抑え、咳止め効果を示すことが確認されました。その効果はコードイン(鎮咳薬)に比べて約30%高いとされています。ただし、実験に使用されたのは市販のチョコレートではなく、100%カカオの純粋なチョコレートです。

不安の軽減

チョコレートを食べると体内でエンドルフィンとセロトニンが放出され、幸福感が高まります。純粋なチョコレートにはこの効果をもたらす約400種の化合物が含まれており、実際にチョコレートを「食べる」ことでリラックス効果が得られます。カプセルなどで成分だけを摂取しても、同様の効果は期待できません。

下痢の緩和

米国カリフォルニア州オークランドの小児病院で行われた研究では、チョコレートに含まれるフラバノールが下痢症状を和らげることが示されました。この治療法は1577年にヨーロッパで医師により使用されていた歴史があり、近年米国でもその有効性が確認されています。

ナチュロパシー(自然療法) - 関連記事