多発性硬化症(MS)の自然療法
多発性硬化症(MS)の標準治療は免疫抑制薬ですが、副作用が重篤になることがあります。そのため、患者さんは副作用の少ない自然療法に関心を持ち、従来の治療と併用することが推奨されています。
特徴
- MSは自己免疫と考えられる予測不可能な神経疾患です。神経の脱髄により信号伝達が阻害され、視力低下、歩行障害、平衡感覚の喪失、重症例では嚥下障害まで引き起こします。
食事
- 自然療法では食事が重要です。ハーブやサプリだけでなく、日常的にジャンクフードを摂取すると効果が期待できません。過剰な糖分と脂質を控え、全粒穀物、果物、野菜、ナッツ類を中心に摂ることで症状改善が期待できます。
ハーブ
- 免疫機能を高めるハーブとして、以下の摂取が推奨されます。
・イチョウエキス:1回40〜80mg、1日3回
・緑茶エキス:1日250〜500mg
・ロディオラエキス:1日100〜600mg
・ブロメラインエキス:1回40mg、1日3回
サプリメント
- 炎症抑制を目的としたサプリとして、次が有効です。
・オメガ3脂肪酸:1日1〜2カプセル
・イブニングプリムローズオイル:1日500mg〜8g
・マルチビタミンとプロバイオティクス(乳酸菌L. acidophilus含有)
患者数と年齢層
- 米国では約35万人がMSを罹患しており、発症は主に20〜45歳の間です。
考慮点
- MS患者は自然療法と従来の薬物療法を組み合わせることで、最大の効果が期待できます。
