自然な酸逆流対策
長らく、TumsやRolaidsのような市販の制酸剤が酸逆流の最も手軽な対策と考えられてきましたが、近年では多くのOTCや処方薬が登場しています。薬に頼らず自然な方法で症状を和らげたい方のために、以下に医薬品メーカーが推奨しない自然派の対策をまとめました。これらは医師や厚生労働省の正式な推奨ではないため、食事やサプリメントに大きな変更を加える際は十分に注意してください。
生活習慣の見直し
- 適正体重を目指す。野菜・果物中心の食事で体重を減らすと、胃の圧力が下がり逆流が軽減されます。
- 睡眠時に頭部を30〜45度上げる専用枕を使用し、横になるときの胃酸逆流を防ぎます。
- アルコール、コーヒー、過剰なビタミンCは胃酸分泌を刺激するため控える。
- 喫煙と飽和脂肪酸の多い食品は下部食道括約筋の機能を低下させるので中止。
- 1日3食の大食を5回の少量に分け、過食を防ぐ。
- 炭酸飲料は避け、就寝前2時間以内の牛乳摂取は控える。
ハーブ・サプリメント
- アップルサイダービネガーを小さじ2杯(約10ml)を6オンス(180ml)の水に溶かして、胸焼けを感じたときに飲む。
- 生のアーモンド、リンゴ、シナモンを組み合わせたスナックは酸を中和する効果が期待できる。
- デグリシリジン化リコリス(DGL)は胃粘膜を保護し、胸焼けを緩和する。
- アロエベラジュースは食道の刺激を和らげる。
- ローヤルゼリー小さじ1杯は数分で逆流感を抑えると言われている。
- 生姜茶、アニス・フェンネル・ディルの種エキス茶は急速に胸焼けを緩和する。
- 予防的にB群ビタミン、コリン、チアミン、パントテン酸、米ぬか由来のγ-オリザノール、プロバイオティクスを組み合わせると、消化機能が向上し過剰な胃酸分泌を抑える。
その他の自然療法
- ホメオパシー:ヌクス・ボミカ(30C)、パルサティラ(30C)、ナトリウム・ミュリアチクム(30C)、亜鉛金属(30C)など。使用前に認定ホメオパスに相談。
- 水炭療法:活性炭を加えた水を飲むことで胃酸を吸着し、症状緩和が期待できる。
- リフレクソロジー:足裏の反射区を刺激し、横隔膜・胆嚢・胃・膵臓の働きを整える。
- ヨガ:深呼吸とゆっくりしたポーズで体重管理と胃酸分泌の抑制に役立つ。
- 指圧:胸骨下端とへその間に位置する「中脘(CV12)」を2分未満軽く押すと、空腹時の胸焼けが緩和されることがある。
自然療法は個人差が大きく、症状が重い場合は必ず医師に相談してください。
