骨粗鬆症とは何ですか?

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症は、骨が弱くなり脆くなる疾患です。米国では約1,000万人が罹患しており、女性に多く、高齢者に特に見られます。

骨粗鬆症の原因

骨の新生が不足するか、古い骨が過剰に吸収されることで発症します。主な要因は以下の通りです。

  • 加齢:加齢に伴いエストロゲンが減少し、骨量が自然に減ります。
  • 閉経:閉経後はエストロゲンが急激に低下し、骨密度が低下しやすくなります。
  • 特定の薬剤:ステロイドや甲状腺ホルモン補充療法などが骨を弱めます。
  • 基礎疾患:クッシング症候群や糖尿病などもリスクを高めます。
  • 家族歴:骨粗鬆症の家族歴があると発症しやすくなります。

骨粗鬆症の症状

初期段階では自覚症状がほとんどありませんが、進行すると以下のような症状が現れます。

  • 背中の痛み
  • 骨折(特に脊椎や大腿骨)
  • 身長の低下
  • 後弯(背中が丸くなる)
  • 歯の抜けやすさ

診断方法

骨密度測定(DXA)により、骨のカルシウム量やミネラル含有量を評価します。測定部位は大腿骨頸部、腰椎、前腕などです。

治療法

骨密度の低下を抑えるために、以下の治療が行われます。

  • カルシウム・ビタミンDのサプリメント:食事で不足しがちな栄養素を補います。
  • ビスホスホネート系薬剤:骨吸収を抑制し、骨量減少を遅らせます。
  • その他の薬剤:テリパラチド、ラロキシフェン、ストロンチウムラネレートなど。
  • 生活習慣の改善
    • 定期的な運動(負荷をかける筋力トレーニングやウォーキング)
    • バランスの取れた食事
    • 禁煙
    • 適度な飲酒(過度なアルコールは避ける)

予防法

骨粗鬆症の予防には、日常的に以下を心がけましょう。

  • カルシウムとビタミンDを十分に摂取する(食事またはサプリ)
  • 週に数回、30分以上の中強度運動を行う
  • 適正体重を維持する
  • 喫煙をしない
  • アルコールは適量に抑える

骨粗鬆症は深刻な疾患ですが、予防と適切な治療で健康な骨を保つことが可能です。

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