リステリンは虫除けになるのか?
成分
リステリンの主な有効成分は、メチルサリチル酸エステル(ウィンターグリーンオイル)、チモール(タイム抽出物)、ユーカリプトール(ユーカリ由来)、メントール(ミント由来)です。フロリダ大学の研究では、ユーカリオイルとメタンを含む防虫剤が最大2時間蚊を寄せ付けない効果があると報告されていますが、ペパーミントやレモングラスなど天然オイルだけの防虫剤は30分程度しか効果が持続しません。リステリンに含まれる天然オイルは蚊の忌避効果がほとんどなく、無効成分である水、着色料、ベンゾ酸ナトリウムも同様です。
ポップカルチャーでの言及
リステリンは、家庭の「自家製」対策として蚊除けに推奨されることがあります。最初の大きな言及は2003年の米国西ナイル熱流行期にさかのぼります。当時、DIYの防虫法を紹介するメールや書籍でリステリンが取り上げられました。リステリンは口臭対策以外にも、フケ対策や動物の被毛のコンディショニング、シラミ防止、爪真菌治療など、様々なオフラベル使用が報告されています。
他の虫への効果
一部の代替医療サイトでは、リステリンがアリを忌避・駆除できると主張していますが、実際には逆にアリを引き寄せてしまうケースが多く報告されています。また「Grandma's Home Remedies」では、リステリンと水を1:1で混ぜたスプレーがバラのアブラムシを防げるとされていますが、科学的根拠はありません。
虫を遠ざける正しい方法
蚊を防ぎたい場合は、DEETを含む市販の防虫剤を使用し、肌の露出を減らす軽量の長袖衣服を着用しましょう。また、キャンプ場や自宅、庭、オフィス周辺の水たまりはできるだけ排除してください。アリの侵入を防ぐには、食べ物を密閉容器に入れ、こぼれた食べ物はすぐに徹底的に清掃します。動物の餌はプラスチック容器に入れ、ペットには必要な分だけ与えることで、アリのエサになる食べ物を減らすことができます。
