顔のリンパ排液とマッサージの効果

特徴

顔や首の周りにはリンパ節があり、サイズは小さなものから大きなものまで様々です。顎のライン、耳の後ろ、鎖骨までの領域にあるリンパ節は比較的小さく、額の上部や鼻の側面、顎の下、首筋、肩甲骨の背面へとリンパが流れます。胸部、内腿(鼠径部付近)、腋下にもリンパ節が存在します。

重要性

顎骨や首側面に沿って走るリンパ節は、心臓に入る前に循環系へと流れ込みます。顔のマッサージでリンパの流れを促すと、シワや目の下のクマが軽減し、血流が改善されて肌の健康が向上します。顔のリンパ節は、リンパ系が直接心臓へと流れ込む唯一の部位です。マッサージはリンパ節がリンパ(アミノ酸、白血球、栄養分を運ぶ液体)を受け取りやすくします。

テクニック

顔のマッサージは「しっかりとしたが優しい」動きを心がけます。指先を軽く脈打たせながら、ゆっくりと心臓方向へ滑らせることでリンパ排液を刺激します。首に向かってゆっくりと一定のスイープを行い、薬指・中指・人差し指を使って適切な圧を加えます。顎ラインの中央から始め、中指を顎骨に当て、耳側へ、そして首へと心臓に向かって滑らせます。額は鼻から耳へ、頬は外側へ、心臓方向へとマッサージすると、顔全体のリンパ排液が促進されます。

注意点

リンパ排液を目的とした顔マッサージは、就寝前のスキンケアに取り入れましょう。洗顔後や保湿の際に行うと効果的です。小さな円を描くように額、鼻から頬、顎ライン、首へと温かいフォームで動かすと、リンパ節の排液が促されます。

警告

副鼻腔炎、扁桃炎、皮膚感染、歯の膿瘍など、頭部や顔に炎症があるときはマッサージを行わないでください。症状が悪化する恐れがあります。なお、認定マッサージセラピストのリタ・ウッズ氏によれば、抗生物質服用後または治療開始から最低3日経過していれば、顔マッサージは安全とされています。

その他の代替療法 - 関連記事