ミスト療法システム
低周波超音波
一般的な医療用超音波は1〜3 MHzの周波数帯で画像診断や軟部組織の治療に使用されますが、ミスト療法システムはわずか40 kHzという極めて低い周波数を用います。この低周波は、カップリング媒体中や組織内で微小な気泡を生成・振動させ、気泡の運動が創傷部位の血流や細胞活動を活性化し、創傷治癒を促進すると考えられています(Idaho州Blue Crossの資料参照)。
生理食塩水ミスト
従来の超音波治療は、皮膚上にジェルを塗布し、その上でトランスデューサーを走らせて音波を伝達します。開放創に直接ジェルを塗ると痛みが生じ、実用的ではありません。ミスト療法システムは、生理食塩水を微細なミストに変換し、創部に噴霧します。このミストはジェルと同様に音波の伝達媒体となり、創傷部位へ効率的にエネルギーを届けます。
有効性
2008年にMayo Clinic Gonda血管創傷治癒センターのSteven J. Kavros博士らが実施した臨床試験(『Advances in Skin & Wound Care』2008年9月号掲載)では、ミスト療法システムを使用した創傷の53%が6か月以内に治癒しました。一方、標準ケアを受けた創傷の治癒率は32%にとどまり、統計的に有意な差が認められました。
提供拠点
ミスト療法システムを取り扱うクリニックは、Celleration社に直接お問い合わせください。所在地や提携医療機関の情報をご案内します。
Celleration
(866) 307-6478
www.celleration.com
