甲状腺機能低下症に効果的な食品と生活のポイント
甲状腺機能低下症(低甲状腺機能)は、約2700万人の女性に影響を及ぼす内分泌疾患です。Jacob Teitelbaum 医師は、甲状腺ホルモン(T4・T3)の合成にヨウ素が必須であり、軽度のヨウ素不足でも倦怠感や体重増加といった典型的な症状が現れると指摘しています。
ヨウ素を多く含む食品
-
海水魚(タラ、ハドック、サバ、イワシなど)はヨウ素が豊富です。魚が苦手な方は、海藻をベースにした調味料「トリプルブレンドフレーク」を活用すると手軽に摂取できます。健康食品店やオンラインで入手可能です。
また、ブラジルナッツや卵もセレンを多く含みます。セレンはT4を活性型のT3へ変換する酵素の働きを助ける微量ミネラルです。ヨウ素豊富な食材を週に3〜4回程度取り入れると効果的です。
甲状腺の機能を抑える食品
-
キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどのアブラナ科野菜には「ゴイトロゲン」と呼ばれる物質が含まれ、甲状腺ホルモンの合成を阻害します。生で食べると影響が大きいため、必ず加熱調理してから摂取してください。熱によりゴイトロゲンは不活性化されます。
生活のポイント
-
可能な限り有機栽培の食材を選びましょう。農薬に含まれるエストロゲン様化合物は甲状腺機能に悪影響を及ぼす可能性があります。
白い小麦粉や白砂糖は甲状腺の働きを抑制するため、摂取を控えてください。
飲料は蒸留水または浄水器でろ過した水を選び、未処理の水に含まれる化学物質の影響を避けましょう。
アルコールやカフェインを含む飲料は甲状腺機能を低下させることがあるため、できるだけ控えることをおすすめします。
注意点
-
ヨウ素を多く含む食品だけで甲状腺機能低下症が完治するわけではありませんが、甲状腺への負担を軽減し、症状の悪化を防ぐサポートにはなります。
