ECT(電痙攣療法)とは?

ECT(電痙攣療法)とは

ECT(電痙攣療法)は、脳に微弱な電流を流して短時間の軽度痙攣(発作)を起こす医療処置です。主に、他の治療法が効果を示さなかった重度うつ病や精神疾患に用いられます。

治療の流れ

患者は全身麻酔と筋弛緩剤を投与された状態で、頭皮に装着した電極から電流が流されます。痙攣は数秒間続き、医療チームが厳重にモニタリングします。

効果と副作用

ECTは重度うつ病に対して非常に高い効果を示し、改善率は最大で80%に達します。一方で、記憶障害、混乱、筋肉痛、頭痛などの副作用が報告されています。多くは数日で回復しますが、長期的な記憶障害が残るケースもあります。

適応と治療計画

通常、抗うつ薬や心理療法など他の治療が失敗した後に検討されます。薬物療法や心理療法と併用することで、最良の結果が期待できます。

治療の詳細

  • ECTは外来ベースで実施され、入院は不要です。
  • 治療は週2〜3回の頻度で行われ、1コースは平均6〜12回です。
  • 安全性は高いものの、副作用について十分に理解したうえで受療を決定することが重要です。

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