トミー・ジョン手術(UCL再建)を防ぐエクササイズとは
トミー・ジョン手術とは
トミー・ジョン手術(UCL再建手術)は、肘関節の尺側副靭帯(UCL)を再建する手術です。UCLは上腕骨と尺骨をつなぎ、肘を安定させる重要な組織です。
主に手術が必要になるケース
過度の投球や反復動作によりUCLに負荷がかかる野球の投手が最も多く手術を受けますが、サッカー、バスケットボール、テニスなど他の競技選手でも同様の損傷で手術が行われることがあります。
UCL損傷を予防するエクササイズ
肘周辺の筋肉と靭帯を強化し、柔軟性を高めることで手術リスクを低減できます。以下のエクササイズは、ウエイトを使用しても、体重だけでも行うことができます。
- 肘の屈伸:腕を前に伸ばし、肘を曲げて手を肩に近づける(屈曲)。続いて肘を伸ばして腕をまっすぐに戻す(伸展)。
- 前腕の回内・回外:腕を前に伸ばし、前腕を回して手のひらを下向きに(回内)し、次に上向きに(回外)します。
- トライセプス・プッシュダウン:ケーブルやダンベルを握り、腕を頭上に伸ばした状態から肘を曲げ、前腕を下げていきます。
- バイセプス・カール:ダンベルを両手に持ち、肘を曲げて手を肩に近づけます。
実施上のポイント
正しいフォームで行わないと逆に怪我の原因になります。痛みや違和感を感じたらすぐに中止し、医師や理学療法士に相談してください。
定期的にこれらのエクササイズを取り入れ、肘の安定性と可動域を保つことが、トミー・ジョン手術の予防につながります。
