犬の胆石に対する治療法
手術
胆嚢結石の最も一般的な治療は、胆嚢摘出術(胆嚢切除)です。開腹手術または腹腔鏡手術で小さな切開を数か所作り、カメラと手術器具を挿入して胆嚢を取り除きます。手術は通常根治的ですが、感染、出血、麻酔合併症などのリスクがあります。
薬物による溶解療法
獣医師は、特別な液体食と薬剤を組み合わせて結石を溶かす治療を提案することがあります。効果は結石の組成や大きさに左右され、数か月かかることがあります。
ウルソデオキシコール酸(UDCA)
UDCAは経口薬で、胆汁の分泌を増やしコレステロール吸収を抑えることで、コレステロール結石の溶解を助けます。食事とともに1日1〜2回投与します。
体外衝撃波結石破砕(ESWL)
衝撃波を利用して胆嚢結石を小さく砕き、胆管を通って自然に排出させる方法です。ただし、すべての結石タイプに適用できるわけではありません。
経皮経肝胆道造影(PTC)
総胆管が閉塞している場合、肝臓を経由して細い針を挿入し、造影剤で閉塞部位を確認します。その後、ステントやバルーンで胆管を拡張し、閉塞を解除します。
治療法は結石の大きさ・組成、犬の年齢や全身状態などにより選択されます。必ず獣医師と相談し、最適な治療計画を立ててください。
