小さくて噛むハエの種類と対策

暖かくなると蚊だけでなく、様々な小さな吸血ハエが増えます。これらは刺されると痛みを伴い、場合によっては病原体を媒介します。海辺や小川の近くなど湿った環境に多く生息するため、見分け方と対策を知っておくことが重要です。

ブラックフライ(黒ハエ)

体長約1/8インチ(約3 mm)で背中に小さなコブがあります。春から初夏にかけて、川や小川の近くでよく見られ、食事のために最大10マイル(約16km)移動します。人への病原体は媒介しませんが、大量に発生すると皮膚に腫れや出血を起こし、回復が遅れます。特に頭部を好んで刺すため、注意が必要です。

吸血ミジンコ(バイティングミジンコ)

通称「ガンジ」とも呼ばれ、体長はわずか1/32インチ(約0.8 mm)と極小です。その小ささゆえに窓やドアの網戸すらすり抜けます。湖沼や海岸、川辺の湿った場所に生息し、主に刺すだけでなく、アレルギー反応を引き起こすことがあります。

サンドフライ(砂ハエ)

体長約1/8インチ(約3 mm)で、茶色から灰色の長く毛のある翅がV字型に広がります。夜行性で哺乳類や爬虫類の血を吸います。北アフリカから熱帯地域、米国南部テキサス州にかけて、レシュマニア症という皮膚寄生虫病の媒介が疑われています。刺されると皮膚下に寄生虫が注入され、潰瘍や組織破壊を引き起こすことがあります。

吸血ハエの管理方法

衛生管理が最も効果的です。ハエの幼虫が繁殖しやすい湿った腐葉土や腐敗した糞、藁などを除去しましょう。また、窓やドアには細かい金網のスクリーンを設置し、蝋燭や扇風機で飛行を妨げると効果的です。ハエが多い場所への立ち入りは避け、淡い色の厚手の衣服を着用することも推奨されます。

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