ミツバチに刺されたときのアレルギー反応と対策
局所的な反応
ミツバチに刺された際の局所的な症状は、痛み、腫れ、赤み、かゆみなどです。全身性の反応はアレルギーや生命に関わるものとみなされます。
赤みとかゆみはミツバチに刺された初期反応です。
症状
初期症状として、乾いた咳、目の周りのかゆみ・腫れ、蕁麻疹、喘鳴、くしゃみなどが現れます。アナフィラキシーショックでは、急激な不安感、胸部の圧迫感、呼吸困難、血圧低下、意識喪失、ショック状態が起こり、最悪の場合死に至ります。
診断
ミツバチに刺された後の症状を観察し、アレルギーの有無を判断します。必要に応じて皮膚テストや血液検査が行われます。
予防策
ミツバチは明るい色の服や花の香りのするローション、香水、石鹸に引き寄せられます。以下の点に注意してください。
- 明るい色の服は避ける。
- 花の香りの製品は使用しない。
- 腕を振ったり叩いたりしてミツバチを刺激しない。
- 自宅周辺の巣は専門業者に除去してもらう。
- 甘い飲料の缶やストローにミツバチが入り込むことがあるので注意する。
治療
アナフィラキシーショックの際はエピネフリン注射が第一選択です。場合によっては抗ヒスタミン薬の併用が行われます。重度のアレルギーがある人は、エピペンなどの自己注射キットを常に携帯し、抗ヒスタミン錠剤を備えておくことが推奨されます。
さらに、脱感作療法(ミツバチ毒の段階的投与)を受けることも検討できます。少量から始め、体が耐えられるようになるまで徐々に投与量を増やします。治療は専門医が行い、免疫が形成されるまで約20週間かかり、その後は月に1回のブースター注射が推奨されます。
