シラミの除去方法と予防策

子ども(3〜12歳)に多く見られるシラミは、頭皮に寄生し血を吸う小さな昆虫です。健康に大きな害はありませんが、強いかゆみや炎症を引き起こします。シラミは簡単に他の子どもへ移るため、見つけ次第早急に対処することが重要です。

薬用シャンプーなどの治療法

  • 市販のシラミ用シャンプーやクリームリンス、ローションは、髪全体に塗布してシラミを死滅させます。使用説明書を必ず守り、過剰に使用すると頭皮を傷め、少量すぎると効果が不十分になることがあります。市販薬で効果が見られない場合は、医師の処方薬を利用してください。

    マヨネーズやオリーブオイル、マーガリンなどの家庭療法があるとされていますが、米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、シラミを殺す科学的根拠はありません。

くしでの除去(ニット除去)

  • 細かい歯のくし(ニットコーム)でシラミと卵(ニット)を一本一本取り除く方法です。特に2歳未満の子どもや、薬剤で十分な効果が得られない場合に有効です。

    まず髪を濡らし、シャンプーとコンディショナーで洗った後、根元から細かくくし通します。最後にシラミやニットが見つからなくなるまで、3〜4日ごとに約2週間続けてください(KidsHealth.org の推奨)。

寝具や個人用品の清掃

  • シラミは体から離れると数時間で死にますが、再感染防止のために以下を実施しましょう。

    • シーツやタオルは熱い水(60℃以上)で洗い、乾燥機の高温設定で乾かす。
    • ぬいぐるみはドライクリーニングするか、密閉袋に入れ2週間以上保管する。
    • カーペットや家具は掃除機をかける。

    くし、ブラシ、ヘアバンドなど髪に触れたものは、アルコール、薬用シャンプー、または熱湯で浸すか、捨ててしまっても構いません。

    シラミが発生したからといって、部屋全体を燻蒸(くんじん)する必要はありません。徹底した清掃で十分です。

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